セミナータイトル
From Classroom Learners to Real-life Users: Part 2
― “Open Seas for Global Friendships” を活用した
技能統合型授業と話題階層化(広がりと深み)の理論と実践 ―
日 時:2025年11月16日(日) 14:00~17:00 <会場受付開始:13:30>
会 場:上智大学 2号館 509教室
定 員:会場参加のみ 50名 (先着順・定員制です.お早めにお申し込みください)
対 象:学校・塾・英語教室等で英語指導に携わる先生等
参加費:無料
このセミナーでは,受験や文法,得点重視といった従来の英語教育に内在する課題に対し,「どのように改
善すればよいのか分からない」という現状を打開するための理論と実践方法を具体的に提示します.
当日は,テキスト 『Open Seas for Global Friendships I〜III』 の全レッスンに共通する 四技能・五領域
統合型の構造 を実際に体験していただき,その過程を通じて「技能統合と Spoken Interaction」および「話題
の階層化」 が,英語力ならびにコミュニケーション力の向上に繋がることを体感・認識してもらうことができる内
容となっています.
また,グループワークを通して,参加者の皆様が「自分の教室や生徒にも応用できる」という確かな展望を
持ち,加えて「実際に取り入れてみよう」という積極的な意欲を高めていただけるよう,プログラムを構成してい
ます.
セミナー内容
【Keynote Speech】吉田研作 上智大学名誉教授
「技能統合と Spoken Interaction の重要性 + 話題の階層化」
―吉田先生からのメッセージー
現学習指導要領は,単なる英語の「知識」や「技能」の修得に重きを置くのではなく,その「知識」「技能」を使って「思考し」「判断し」「表現する」ことを求めています.そして,そのためには,聞いたことについて自分の言葉で解釈したり,読んだ内容について人に伝えたり,書いた内容について説明したりできなければなりません.つまり,すべての技能を統合しながら口頭で自己表現したり,議論できなければなりません.
また,このような表現活動をするためにはそれに相応しい「内容」がなければなりません.
今回の学習指導要領は,英語を学ぶのではなく,英語でコミュニケーションしながら学ぶことを求めているのです.
【Open Seas シリーズ:課の構成と特長】柳瀬 和明 British Council Japan アカデミックアドバイザー
Open Seas シリーズにおける課の構成と特長を,次の授業デモで扱う教材を使って紹介します.
【授業デモンストレーション】
Keynote Speech をふまえてデモ授業を行います.
参加者の皆さんには「生徒役」をお願いし,技能統合型のレッスンの流れをここで体験し,セミナー後半のグループワークに備えていただきます.
使用教材 “Open Seas II Lesson 10 ”Experiences in a Foreign Country“
【グループワーク】進行 藤田 保 上智大学教授ほか
参加者全員が「グループワーク」に加わり,「英語を使う体験」をしていただきます.
詳細につきましては,セミナー当日にご案内いたします.
講師:上智大学名誉教授 吉田研作氏
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